安全

ニューサウスウェールズで安全に過ごす

ニューサウスウェールズ州は一般的に、犯罪が少なく安全な場所ですが、それでも自分自身に気を配り、気を付けておくことが重要です。このセクションでは、緊急サービスに連絡する方法を説明し、安全に過ごすためのヒントを提供します。

緊急時には、000に電話をかけて、警察、消防、救急車に連絡してください。

どの固定電話または携帯電話からでもこの緊急番号には無料でかけられます。

ニューサウスウェールズ州警察

ニューサウスウェールズ州警察(NSW Police Force )は、オーストラリアで最も古く、かつ最大規模の警察組織です。ニューサウスウェールズ州警察は、30を超える言語を話すさまざまな民族のコミュニティーに対して、500を超える警察署から、地域に根付いた警察業務を提供しています。

刑事局長のギャビン・デンゲート(Detective Superintendent Gavin Dengate)は、留学生の安全を担当する、ニューサウスウェールズ州警察の企業スポークスマン(NSW Police Force Corporate Spokesperson)です。

こちらからギャビンのFacebookページを訪問しましょう

犯罪の通報

緊急性のない犯罪を通報する必要がある場合は、電話番号131444の警察支援ライン(Police Assistance Line)にダイヤルするか、地元の警察署に連絡してもらうように自分の学校、カレッジ、大学で権限を持つ誰かに頼みましょう。最寄の警察署に犯罪を直接通報することもできます。

クライムストッパーズNSW(Crime Stoppers NSW )

Crimestoppers

犯罪についての情報を匿名で提供するには、1800 333 000のクライムストッパーズ(Crime Stoppers)に連絡することができます。

シドニー市の安全に関するヒント

シドニーやニューサウスウェールズ州での滞在中に犯罪を回避し安全に過ごすのに皆様に役立てて頂くため、シドニー市役所(City of Sydney Council)は、ニューサウスウェールズ警察サービス(NSW Police Service)と連携して、個人の安全に関するヒントをさまざまなコミュニティーの言語でまとめました。

Ten tips for staying safe

1

移動の計画を立てる

夜に外出する予定の場合は必ず、最終の電車、バス、フェリーの時間を確認するか、またはタクシーを予約するようにしましょう。どこに行くか、そして何時に家に戻る予定なのかを誰かに知らせておきましょう。

2

ATMでの安全

現金自動預け払い機(ATM)の利用時には周囲の人に注意しましょう。夜間や暗い場所では利用しないように、また暗証番号は必ず隠しておきましょう

3

バッグを安全に保つ

バッグは留め金を内側に向け、自分の近くで持ちましょう。誰かがあなたのバッグをつかんだらバッグは放しましょう。身の安全のほうがより重要です。警察に盗難を通報しましょう

4

夜間の移動

友達と一緒に移動するのがどんな時でもベストですが、一人で移動する必要がある場合は、どこへ行く予定かを人に知らせ、運転手か他の乗客の近くに座りましょう。

5

タクシーの電話番号を携帯する

万が一、計画が予期せずに変更となった場合に備えて、タクシーの電話番号とお金をいくらか常に携帯しておきましょう。

6

認可を受けたタクシーを利用する

認可を受けたタクシーをどう見つけたらよいかが分らない場合は、自分の学校、カレッジ、大学に問い合わせてください。タクシーの後部座席、可能であればドライバーの真後ろに座りましょう

7

貴重品を隠す

携帯電話や財布といった品は、見えないところにしまいましょう。

8

対立を避ける

脅されたり嫌がらせを受けた場合には、立ち去る方が安全です。

9

一人歩き

夜の一人歩きは避けるようにし、もしそうなった場合には以下を守らなくてはなりません。

  • 明るいところ、安全だと感じる賑やかな通りから離れず、堂々と歩きましょう
  • ヘッドフォンで音楽を聞いたり、携帯電話で話すことを避ければ、周りの環境に十分集中できます
  • 暗くて寂しい地域は避けて、馴染みのない近道を通るといったリスクを冒さないようにしましょう。

オーストラリアでは車は左側を走行するということを覚えておき、道路を横断するときは細心の注意を払いましょう。

10

飲酒と薬物

自分の飲み物が薬物やアルコールで「強烈」にされるリスクを避けるためにも、見知らぬ人からの飲み物は決して受け取らないように、また、お酒を放置しないようにしましょう。飲みすぎて具合が悪くなったり意識を失った人や、飲み物にアルコールや薬物を加えられた、または薬物を摂取した人と一緒にいる場合には、その人を最寄りの病院に連れていくか、すぐに000に電話してください。